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AviUtl 導入~設定~使い方まとめ

2012-03-02(金)記述
 
AviUtl関連で書いたことのまとめリンクです.

AviUtlを使うための最低限設定とカット編集とエンコードして出力までの流れとか

"AviUtl導入 エンコードの最低設定(主にtsファイル) 前編"
"AviUtl導入 エンコードの最低設定(主にtsファイル) 後編"

フィルタの使い方と個人的な設定
あと,適当にオススメ(?)なプラグインの紹介
AviUtlフィルタ設定 個人的なフィルタ設定(アニメ用) あまり綺麗じゃないよw

2つの動画を並べて表示する比較動画の作り方
AviUtl 比較動画の作成

文字通り画像ファイルに関する入出力
AviUtl 画像ファイルを扱う




 
PR

AviUtl 画像ファイルを扱う

2012-03-02(金)記述
AviUtl 導入~設定~使い方まとめ

AviUtlでの画像ファイルの入出力について書きます.
 
マイナーな機能ですが,
AviUtlはデフォルトで入っている画像入力プラグインによって
連番画像ファイルを動画のように取り込んで扱うことができます.
また,プラグインを追加することで,動画を連番画像として出力することができます.
 
前提として
でやってきた最低限の設定が完了しているものとします.
 
目的
連番画像ファイルを入力として,動画として出力する.
動画を連番画像ファイルとして出力する.
 
今回の内容
  ・連番画像ファイルの入力方法
  ・連番画像ファイルとしての出力方法
 
 
■□■連番画像ファイルの入力方法
■□■
連番画像(1.jpg,2.jpg,3.jpg… みたいなもの)を
1つの動画ファイルのように読み込みます.
 
・AviUtlの設定変更
AviUtlを起動
メニューバーの[ファイル]→[環境設定]→[入力プラグイン優先度の設定]
"JPEG/PNG File Reader"を一番上にします.
  下の方だと,他のプラグインと干渉して1枚だけしか読み込まれないので,最優先で…
 
・連番画像ファイルの入力
前提として,連番画像は同じフォルダにまとめておきます.

”[連番]_XXX.jpg”のような関係ない文字列の入ったファイル名だと1枚しか読み込んでくれません.
Flexible Renamerなどのリネームソフトで"[連番].jpg"にファイル名を変更して下さい.
(1.jpg,2.jpg,3.jpg… みたいな感じで)
 
動画の先頭にしたい画像をAviUtlのウィンドウへD&D
シークバーが青色なら連番画像として扱われています.
  白色の場合は画像が1枚しか読み込まれていません.
  ちゃんと連番になっているか?↑のプラグイン設定は合っているか?確認して下さい.
 
あとは通常の動画と同様に編集可能です.
 
・fpsの調整
※30fpsの動画にしたいのなら,以下の処理は不要です.
 
動画は一般的に30fps(1秒間に30枚の画像)で構成されています.
上記の状態でも,連番画像30枚で動画の1秒となっています.
しかし,場合によってはfpsを変更したい場合のやり方です.
 
上記の状態で
メニューバーの[ファイル]→[開く]
⇛これで連番画像のあるディレクトリが表示されるはずです.
 
"fps調整"にチェック
右のプルダウンから変更したいfpsを選択(1~60fpsの間で)
→[開く]
 
 
■□■連番画像ファイルとしての出力方法■□■
動画を1フレーム単位で連番画像としてキャプチャします.
 
・プラグインの準備
jpgまたはbmp形式で出力できます.
 
JPEG 3点セット
これの連番jpg出力
動画を連番jpgとして出力
必要なもの:"jpeg_output.auo","libjpeg-62.dll"
※"libjpeg-62.dll"は"aviutl.exe"と同じディレクトリに入れる("Plugins"フォルダではダメ)
 
連番BMP出力
動画を連番bmpとして出力
出力ファイルの容量が大きくなるので注意
必要なもの"bmp_output.auo"
 
それぞれの必要なものを"aviutl.exe"のあるディレクトリにあるはずの
"Plugins"フォルダ内にコピーします.
※"libjpeg-62.dll"は"aviutl.exe"と同じディレクトリにコピー
 
・連番画像の出力方法
メニューバーの[ファイル]→[プラグイン出力]→[連番BMP出力]または[連番JPEG出力]を選択
  BMP,JPEGどちらも大差ないので,今回はJPEGで
 
"ファイル名"に".jpg"と入力【重要】
"連番JPEG出力"ウィンドウの[ビデオ圧縮]をクリック
 
以下のようなウィンドウが表示されます.
一番上の"連番ファイル名の付け方"を
  " %d "に変更
  (上で書いた連番画像の入力をさせやすいように)
 
  ”_%04d”だと,出力されるファイル名が"[ファイル名]_[連番].jpg"になります.
    ファイル名 :↑で入力したファイル名になります.
          ただし”.jpg”とした場合には出力されるファイル名は"_[連番].jpg"になります.
    連番 :"%04d"なので"0001,0002,…"のように4桁になります.
品質などは好みで,値が大きい方が綺麗で容量が大きくなります.(JPGのみの設定)
 
あとは[OK]
→"連番JPEG出力"ウィンドウに戻って[保存]
 
・fpsの調整
上で書いたとおり,一般的な動画は30fpsです.
従って1秒分で画像が30枚も出力されます.
そこで多すぎる場合には,fpsを調整して1秒間の枚数を変更します.
詳しくは上↑の"連番画像ファイルの入力方法"と同じですが…
 
メニューバーの[ファイル]→[開く]
 
"fps調整"にチェック
右のプルダウンから変更したいfpsを選択(1~60fpsの間で)
→[開く]
⇛選択したfpsで動画が読み込まれます.
 
 

AviUtl 比較動画の作成

2012-03-02(金)記述
AviUtl 導入~設定~使い方まとめ

元々AviUtlで比較動画(2つの動画を並べて表示する)を作るための
readme書くための準備だったのですが,
何だかんだとAviUtlの導入をひと通り書いてきました.
ようやく本題の比較動画作成です.
 
前提として
でやってきた最低限の設定が完了しているものとします.
 
目的
複数の動画を入力として,それらを縦や横に並べて表示する
比較動画を作成します.
(しっかり弄ってないので最低限のことしか書けませんが…)
 
今回の内容
  ・比較動画作成の準備
  ・比較動画の作成方法
 
 
■□■比較動画作成の準備■□■
まず,入力用の動画は各自で用意して下さいね.
 
次にAviUtlにプラグインを追加します.
 
拡張編集Plugin
比較動画作成に必要なプラグイン
現在の最新バージョンは"exedit89n.zip"です.
必要なもの:"exedit.auf","exedit.aui","exedit.auo","exedit.ini"
 
"aviutl.exe"と同じディレクトリにある"Plugins"フォルダ内に,上記4つの必要なものをコピー
 
 
■□■比較動画の作成方法■□■
・動画の入力
"aviutl.exe"を起動
メニューバーの[設定]→[拡張編集の設定]をクリック
⇛"拡張編集"ウィンドウが表示されます.
 
比較したい1つ目の入力動画を"拡張編集"ウィンドウにD&D
  ※メインウィンドウじゃないので注意
 
以下のようなウィンドウが表示されます.
この”画像サイズ”は最終的に出力される動画の解像度になります.
  横に2つ動画を並べたいのなら横幅を入力動画の2倍にするといいと思います.
  下の例では1つ目の入力動画が640×480なら1280×480にすればいいはずです.
 
比較したい2つ目の入力動画を"拡張編集"ウィンドウにD&D
  映像部分は"Layer 1","Layer 3"のように青く表示されます.
  音声部分は"Layer 2","Layer 4"のように赤く表示されます.
 
とりあえず,動画の開始点がずれていることがあるので,
青や赤の帯をD&Dで一番左まで移動して開始点を合わせます.
 
・動画の表示位置の調整
AviUtlのメインウィンドウに入力した動画が表示されていると思いますが,
2つの動画が重なっていると思います.
 
メインウィンドウで映像をD&Dして移動して下さい.
  縦方向は,できるだけウィンドウの中心付近にして下さい.(後述のクリッピングのため)
  移動後は以下みたいな感じ
 
動画入力時に以下のようなウィンドウも表示されていると思います.
”メインウィンドウ”の映像や"拡張編集"ウィンドウでレイヤーを選択した状態で,
"x","y","z"の値を調整して,映像の位置を微調整して下さい.
  あとは好みで"拡大率"や"透明度"などの調整をおこなって下さい.
 
・動画のクリッピング
※やらなくても問題はない
動画入力時に指定した解像度だと,上下に黒帯が残ってしまうことがあります.
AviUtlにデフォルトで入っているクリッピング機能で上下左右の余分な部分を削ります.

メニューバーの[設定]→[クリッピング&リサイズ]
"クリッピング&リサイズ"ウィンドウ右上のチェックボックスにチェック(これでこの機能がonになります)

※これにより動画の解像度が変わります.
 動画プレイヤーによっては中途半端な解像度だと再生できない可能性があります.
出力に使用するx264は動画の解像度が2の倍数(4の倍数かも,または16の倍数かも)
 とりあえず,偶数でないとエンコードエラーで出力してくれません
 →クリッピングする場合には解像度に気をつけましょう.
 ※なぜか比較動画作成時だと,"上"や"下"のみクリッピングしようとしても,
 上下同時に縮小されてしまいます.(何言っているのか,よくわからないと思いますが…)
 →一度クリッピングなして出力して,出力したものをクリッピングして再出力したほうがいいかも
 
・動画の調整と出力
あとは普通の動画と同様です.
 
余計な映像のカットをします.
  入力動画のそれぞれの長さが違うと思うので,最低でも終了点付近の調整が必要だと思います.
  シークバーをマウスで移動して大まかに位置指定
  "←","→"キーで1フレーム単位の移動
  削除したい範囲を
    " [ "キーで開始点を指定
    " ] "キーで終了点で指定
  "Delete"キーで選択した範囲の削除(選択範囲を右クリックからでも削除できます)

その後,"x264guiEx"でmp4として動画を出力
メニューバーの[ファイル]→[プラグイン出力]→[拡張 x264 出力(GUI) EX]
  これでmp4ファイルを出力して下さい.
  または別の出力プラグインを使っても勿論構いません.
 
・おまけ 音声が不要な場合
簡単なのは,"x264guiEx"での出力設定時に
"音声無し"にチェックを入れて出力すれば映像のみの動画になります.
 
または
動画入力時は映像と音声がグループ化されています.
  そこで"拡張編集"ウィンドウの映像か音声の帯をクリックして選択
  右クリック→[グループ解除]
  赤く表示されている音声の帯を右クリック→[削除]
で音声レイヤーを消すこともできます.
 
ちなみに
  [Ctrl]+クリックで複数選択できるので
    右クリック→[グループ化]
  でまとめることもできます.
 
 

AviUtlフィルタ設定 個人的なフィルタ設定(アニメ用) あまり綺麗じゃないよw

2012-03-01(木)記述
AviUtl 導入~設定~使い方まとめ

AviUtlで最低限の入出力までは以前書きました.
  "AviUtl導入 エンコードの最低設定(主にtsファイル) 前編"
  "AviUtl導入 エンコードの最低設定(主にtsファイル) 後編"

今回は動画編集にAviUtlを用いる理由の要でもあるフィルタについて
個人的な設定を晒そうかと.
 
■□■今回の内容■□■
  ・フィルタの使い方
  ・便利そうなプラグインの紹介
  ・おまけ 個人的なフィルタの設定(アニメ用)
 
 
■□■フィルタの使い方■□■
===フィルタの設定===
大前提として"aviutl.exe"のあるディレクトリにあるはずの"Plugins"フォルダ内に
使いたいフィルタなどのプラグインである"aui","auo","auf"ファイルなどを入れておきます.
("aviutl.exe"と同じディレクトリでもプラグインは認識してくれるのですが,
フォルダ分けした方が管理しやすいので…)
 
メニューバーの[フィルタ]→使いたいフィルタをクリックするだけ
メニューバーの[設定]→各種フィルタの設定ウィンドウの表示ができます.
 
また
メニューバーの[表示]→[ツールウィンドウ]
⇛ツールウィンドウが表示されます.
  各種フィルタのon/offや設定ウィンドウの表示などが簡単にできて便利です.
 
===フィルタの順番===
メニューバーの[設定]→[フィルタ順序の設定]→[ビデオフィルタ順序の設定]
  【重要】上に表示されるものから順にフィルタがかかります.
  おすすめのフィルタ順番は以下の通りです.
  1.インターレース解除
  2.ノイズ処理系
  3.エッジ、輪郭処理系(シャープとか)
  4.色調調整系
 
 
■□■便利そうなプラグインの紹介■□■
とりあえず各種プラグインには”readme.txt”がおそらく付属しているので,
ちゃんと読みましょうね.
 
===出力関連===
出力関連の多くは
  メニューバーの[ファイル]→[プラグイン出力]
で使えます.
 
WMV出力プラグイン plus
wmv形式で動画を出力するために必要
PowerPointなどに動画を埋め込みたい人には必須ですかね.
必要なもの:"wmvoutplus.auo"
 
JPEG 3点セット
これの連番jpg出力
動画を連番jpgとして出力
必要なもの:"jpeg_output.auo","libjpeg-62.dll"
※"libjpeg-62.dll"は"aviutl.exe"と同じディレクトリに入れる("Plugins"フォルダではダメ)
 
連番BMP出力
動画を連番bmpとして出力
出力ファイルの容量が大きくなるので注意
必要なもの:"bmp_output.auo"
 
拡張 x264 出力(GUI)
"x264guiEx"の旧バージョンなので今は不要ですね
入手先:
  公式リンク(多分つながらない) http://seraphy.fam.cx/~seraphy/program/x264/
  ミラーリンク http://zoome.jp/messara_1208/diary/15/
必要なもの:”x264gui.auo”,”x264gui.ini”
 
x264出力(mp4/mkv)プラグイン
x264 MP4/mkvで出力するために必要
要AviSynth
逆テレシネプラグインを使うために必要(だったのですが,現在は"x264guiEx"でも使えるみたい?)
ずっとバージョンアップしてないようなので,今使うかどうかは疑問
iniファイルにx264のオプションコマンドを自分で記述しないといけないので,
AviUtl初心者には大変です.
入手先:http://www.tenchi.ne.jp/~yoko/aviutl/index.php?%B2%C4%CA%D1%A5%D5%A5%EC%A1%BC%A5%E0%A5%EC%A1%BC%A5%C8%BD%D0%CE%CF%20for%20AviUtl
必要なもの:"x264out.auo","x264out.ini"
 
===インターレス解除===
おそらく
  メニューバーの[設定]→[インターレスの解除]
から設定や使用のon/offができます.
 
自動フィールドシフト インタレース解除プラグイン
テレビで視聴するためのものをPCで視聴すると縞々が発生のを抑える
入手先:http://www.geocities.jp/aji_0/
必要な物:”afs.auf”通常版 "afsvf.auf"フィルタ版
 
逆テレシネプラグイン
30/24fps混在のソースを自動判定して可変フレームレートで出力
x264出力(mp4/mkv)プラグインと合わせて使用
フィルタ版(itvfr.auf)とインターレース解除版(itvfr_deint.auf)がある
入手先:http://www.tenchi.ne.jp/~yoko/aviutl/index.php?%B2%C4%CA%D1%A5%D5%A5%EC%A1%BC%A5%E0%A5%EC%A1%BC%A5%C8%BD%D0%CE%CF%20for%20AviUtl
必要なもの:"itvfr.auf"
 
===フィルタ関連===
Lanczos 3-lobed 拡大縮小
AviUtlに標準で搭載されているリサイズフィルタよりも高画質にリサイズできるフィルタ
特に拡大してアップコンバートしたい人にいいみたいです.
入手先:http://www.marumo.ne.jp/auf/
必要なもの:”lanczos3.auf”
 
ウェーブレット・ノイズフィルタType-G
入手先:http://homepage2.nifty.com/GNB/aviutl.htm
必要なもの:"waveletNR_G.auf"

ウェーブレットノイズ除去
入手先:http://www40.atwiki.jp/aviutl41991/pages/61.html
必要なもの:"waveletbs.auf"
 
非線形処理な先鋭化用前置フィルタ※1
画面全体をぼかす為のプラグイン
入手先:http://www.geocities.jp/flash3kyuu/
必要なもの:"prefilter.auf"
 
非線形処理な先鋭化※1
ぼやけた輪郭などを鋭くするプラグイン
入手先:http://www.geocities.jp/flash3kyuu/
必要なもの:"nlsharpen.auf"
 
※1"prefilter for nonlinear sharpen"と"nonlinear sharpen"は2つセットで使います.
 必ずフィルタ順を"
prefilter"を先にすること
 激重だけど効果大
 
ワープシャープフィルタ マルチスレッド(WarpSharpMT) ex
ぼやけた輪郭線を細くし、画像を引き締めるフィルタ
入手先:http://www40.atwiki.jp/aviutl41991/pages/37.html
”warpsharpmt.auf”
 
アンシャープマスク マルチスレッド版
ぼかした画像と元画像の差分を、元画像に重ねるフィルタ
入手先:http://typezero.ddo.jp/auf/
必要なもの:”unsharpMT.auf”
 
エッジレベル調整
輪郭を補正するためのフィルタ
激重だけど効果大
入手先:http://www.geocities.jp/flash3kyuu/
必要なもの:"edgelevelMT.auf"
 
バンディング低減フィルタMT
階調割れを低減します
背景のざわつき(?)低減にも使えます.
基本的に最後の方に掛けるフィルタです.
入手先:http://www.geocities.jp/flash3kyuu/
必要なもの:"banding17_MT.auf"
 
透過性ロゴフィルタ
ロゴを除去したり、付加したりできます
"ロゴ解析プラグイン"と合わせて使います
入手先:http://vm104.xen.klab.org/mksoft/aviutl.html
必要なもの:”delogo.auf”
 
ロゴ解析プラグイン
「透過性ロゴフィルタ」で使用するロゴデータ解析
入手先:http://vm104.xen.klab.org/mksoft/aviutl.html
必要なもの:”logoscan.auf”
 
NL-Means filter
標準の「ノイズ除去フィルタ」と「ノイズ除去(時間軸)フィルタ」よりきれいにノイズを除去
入手先:http://kishibe.dyndns.tv/index.php?%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%2FNL-Means%20filter
必要なもの:"nlmeans_filter.auf"
 
NL-Means Light for GPU
NL-Means filterのGPU版
入手先:http://nilposoft.info/aviutl-plugin/
必要なもの:"nlmeans_light_GPU.auf"
 
NL-Means Light
入手先:http://nilposoft.info/aviutl-plugin/
 
色差ノイズ除去
AviUtl標準のノイズ除去相当のフィルタを色差成分のみに適用するフィルタ
入手先:http://nilposoft.info/aviutl-plugin/
 
YC伸張フィルタ
RGBに比べてYV12の持つ輝度の範囲は、16~235と狭いので、これをPC用のモニタで再生する場合は0~255に伸張する必要がある
入手先:?

YUY2アップサンプリング
入手先:http://www.geocities.jp/aji_0/
"yuy2upsmp.auf"

4:2:0化フィルタ
YC伸張フィルタの補間に不満なら
入手先:http://www10.plala.or.jp/p205tb16/aviutl_filter.html
"444_420_filter.auf"
 
色調補正・改
HSL色相変換とトーンカーブ変換が使える色調補正
入手先:http://www.geocities.jp/aji_0/
"ccx.auf"
 
低域通過フィルタ
ローパスフィルタをかける
入手先:http://www.marumo.ne.jp/auf/
"lpf.auf"
 
===編集補助===
おそらく
  メニューバーの[表示]
から各種ウィンドウを表示できます.
 
拡大ツール
虫眼鏡ツール
入手先:http://cwaweb.bai.ne.jp/~icchan/moviefile/AviUtl_P1.htm
"loupe2.auf"
 
比較表示2
フィルタを掛ける前と後を並べて表示
入手先:http://www40.atwiki.jp/aviutl41991/pages/64.html
 
ジャンプウィンドウ
CMカットに便利,現在のフレームの前後数フレームを別枠で表示してくれます
 
拡大ツール
範囲指定ヒストグラム
 
波形表示プラグイン
指定ラインのYCbCr/RGB/CbCrベクトル表示を行う
 
ノイズ表示フィルタ
拡大ツール系と合わせて,ノイズの除去具合を確認します
 
 
■□■おまけ 個人的なフィルタの設定(アニメ用)■□■
個人的な設定
基本的に速度優先
本当は”エッジレベル調整”や"prefilter for nonlinear sharpen"+"nonlinear sharpen"を
使いたいけど,エンコ時間が2倍3倍に増えるので使ってません.
 
"ジャンプウィンドウ"を活用して使ってCMカット
"拡大ツール","比較表示2"でフィルタの効果を確認します.
 
・導入してあるフィルタ一覧
 
・フィルタの順番
普段onにしているフィルタ関連しか順番調整してませんが…
 
・各種フィルタの設定
 
なかなか綺麗になりませんねw
アンシャープをかなり強く掛けているので実写には向かないと思います.
バンディング低減しても,tsファイルに元々乗っているノイズが消しきれません.
 
ちなみに現在の上記の設定では,
core i7-2600,GTX560Ti,メモリ8GBの環境で
30分のアニメのエンコードのみ(CMカット除く)で約1時間10分程度で完了しますね.
 
 
 

AviUtl導入 エンコードの最低設定(主にtsファイル) 後編

2012-02-23(木)記述
 
 
目的
AviUtlでtsファイル(やその他動画ファイル)を読み込んで,エンコードしてmp4ファイルを出力
とりあえずエンコするだけです.フィルタはまた今度書きます.
 
今回の内容
  ・tsファイル用の準備(入力ファイルがtsファイル以外の動画なら不要)
  ・エンコードしてx264のmp4の出力
 
 
■□■tsファイル用の準備■□■
tsファイル自体は各自で用意して下さいね.
flvやmp4を入力とする場合は無視して次の章へいって下さい.
 
まず,一般的なやり方を書きますが,面倒な方は下の"バッチファイルで準備"から読んで下さい.
 
MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-Inは映像は読み込めますが,音声は読み込めません.
また,tsファイルの編集はよく音ズレするので,対策としてBonTsDemuxで
映像と音声を分離してからそれぞれをAviUtlで読み込みます.
しかし,tsファイル(.ts)の音声はAAC形式(.aac)なので,AviUtlでは直接読み込めません.
そこでFakeAacWavを使って偽装wav(.wav)化して読み込みます.
(偽装wavは再生するとノイズ音がしますが,後で偽装wav→aac変換すればちゃんと元の音声に戻ります.)
 
手動で準備
"BonTsDemux0110.zip"から"BonTsDemux.exe"を好きな場所にコピー
"up1009.zip"から"FAW.exe"を好きな場所にコピー
 
"BonTsDemux.exe"を実行→tsファイルを指定
ビデオ出力のチェックを外す(処理が遅くなるだけなので映像は不要)→[変換開始]
⇛これでtsファイルから音声部分のaacファイルが生成されます.
 
出力されたaacファイルを"FAW.exe"へD&Dすると偽装wavを出力してくれます.
(逆に偽装wavをD&Dするとaacに戻せます.)
 
 
ここまでで,"XXX.ts"と"XXX.aac"と"XXX.wav"が存在するはずです.
AviUtlにはtsファイルから映像を,wavファイルから音声を入力として処理します.
なのでaacファイルは削除しても問題ありません.(念のため今は消しませんが…)

"aviutl.exe"を起動→準備したtsファイルとwavファイルをD&D
⇛上に映像,下に音声波形が表示されれば成功です.
※tsファイルをAviUtlにD&Dすると"GOPリスト作成"と表示され,その後映像が表示されます.
 それと同時にglファイルと言うものが作成されます.これはtsファイルの編集に必要なので,
 全ての編集が完了するまで削除してはいけません. 
 
バッチファイルで準備
tsファイルの編集にはすぐ上↑で書いたように
tsファイル,(偽装)wavファイル,glファイルが必要です.
しかし,いちいち手動で生成するのは手間なので,バッチファイルを作成して
まとめて作成できるようにします.
 
・下準備
どこでもいいので”FAW化”フォルダを作ります.(実際の名前は好きに変更して下さい.)
FAW化フォルダ内に
  "BonTsDemux0110.zip"から"BonTsDemux.exe"をコピー
  "up1009.zip"から"FAW.exe"をコピー
  ”m2v_vfp-0.7.5a_MPEG-2 VIDEO VFAPI Plug-In.lzh”から"mme.exe","m2v.vfp"をコピー
 
あとは自動処理用のバッチファイルを置いておきます.
※参考サイトのバッチファイルを改良したものです.
 
バッチファイルをメモ帳などにD&Dして
  "▼ パスの設定 ▼"~"▲ パスの設定終了 ▲"
と書かれている間の部分に
"FAW化"フォルダに入れた3つの実行ファイルまでのパスを入力して下さい.
 
・バッチファイルの使い方
※tsファイルと同じディレクトリにバッチファイル"前処理.bat"を置いて下さい.
バッチファイル"前処理.bat"にtsファイルをD&D(複数ファイル可)
⇛tsファイルと同じディレクトリにaacファイル,wavファイル,glファイルが出力されます.
 
 
■□■エンコードしてx264のmp4の出力■□■
AviUtlを起動して,編集したい動画をD&Dします.
(tsファイルの場合はtsファイルとwavファイルを…
音ありなら画面下に音声波形が出ることも確認して下さい.)
 
不要な部分のカット作業
テレビ番組のCMなどのカット作業です.
前編でショートカットを設定していれば以下の様な方法で不要部分を削除できます.
 
シークバーをマウスで移動して大まかに位置指定
"←","→"キーで1フレーム単位の移動
削除したい範囲を
  " [ "キーで開始点を指定
  " ] "キーで終了点で指定
"Delete"キーで選択した範囲の削除(選択範囲を右クリックからでも削除できます)
 
"HOME"キーで動作がの最初に移動
"END"キーで動画の最後に移動
 
これを繰り返して不要な部分を消して下さい.
 
"x264guiEx"でmp4として動画を出力
メニューバーの[ファイル]→[プラグイン出力]→[拡張 x264 出力(GUI) EX]
"拡張 x264 出力(GUI) Ex"ウィンドウの[ビデオ圧縮]をクリック
赤枠の部分のリンクを設定→[OK]
  前編の通り準備したのなら”D:\Soft\Aviutl99k2\x264 GUI EX”フォルダに全て揃っているはずです.
ファイル名を入力→[保存]
  あとは待っていればエンコードされて動画が出力されます.
 
tsファイルの場合は更に以下のものも追加
  アスペクト比を[4:3]に変更
  音声エンコーダを"FakeAacWav"に変更
  "FAWCheck"にチェック
  ”Fawcl.exe”のパスを指定
  (これをやらないと偽装wavのまま音声が合成されて,音がノイズだけになってしまうorz)
 
tsファイルが音ズレする場合
メニューバーの[設定]→[音声の位置調整]
ウィンドウ右上のチェックボックスにチェック(これで機能のon/off)
  以前tsファイルから出力したaacのファイル名に
  "DELAY -103ms"などと書かれていると思います.(この数値イマイチ信用できないのですが…) 
  この数値分↓のシークバーをずらしてからエンコードすると音をずらして合成できます.
9cf7a7c5.png
 



個人的にはエンコードの際に,ファイル名入力して,下のほうの”音声なし”にチェックして映像のみのmp4を出力
[ファイル]→[wav出力]でカットした偽装wavを出力
"後処理.bat"で映像と音声を合成しています.
  ※このバッチファイルもメモ帳で開いてパスを指定して下さい.
  ※映像のみのmp4ファイルと偽装wavファイルを同時にバッチファイルにD&Dして下さい.
音がずれる場合は音声の位置調整をしてwavファイルだけを出力して,再度バッチファイルで映像と合成します.
 
 
 
拡張x264出力Exの設定弄れば,画質やファイルサイズを調整できますが,今回は書きません.
とりあえず弄ってだめなら,左下の[デフォルト]で初期状態に戻して下さい.
 
これで
  動画入力→余計な部分カット→エンコードしてmp4出力
の最低限のことができました.
フィルタ関係や編集を便利にするプラグインとかはその内書くかもしれません.
 
まぁ3つ目の参考サイトなどを見ればフィルタなどもわかるのでは?っと
 
 
■□■参考サイト■□■
動画編集・変換・再生の備忘録 x264guiExの導入
 
雑断日記 AAC→WAV偽装を自動化するコマンド
 
1章 aviutlでアニメエンコード -導入編-
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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